賃貸用語集

基本編

費用についての用語

共益費(管理費) 建物の共用部分(共用灯、エレベーター、オートロック等)の電気代、清掃代などに充てられる費用のこと。家賃と共益費を足して賃料と考えた方が良いでしょう。
敷金(保証金) 契約時に大家さんに支払う(預ける)もの。(地域、店舗・事務所契約によっては保証金と言う場合もあります)大家さんが家賃の未納等の補填に当てるもの。また、退室時にクリーニング代、補修代を敷金から差し引きます。残額は、退去時に無利息で返還されます。
礼金 大家さんへのお礼金。なので返還はない費用です。
仲介手数料 賃貸の場合は賃料の1ヶ月分+消費税となります。仲介手数料は契約が成立した際の成功報酬です。
手付金(申込金) 通常は契約成立を前提に、不動産会社に払うお金です。支払われた手付金は、そのまま契約金の一部として充当されます。
前家賃 翌月分の家賃を当月に支払うこと。
例:家賃支払い日が毎月25日迄の場合、1月25日までに2月分を払う。
更新料 契約期間が満了して引き続きそのまま住む場合に支払うもの。一般的には家賃の1ヵ月分が相場。
家財・火災保険料 入居者の財産を守るためだけではなく、自分が賃貸生活中に火災や水漏れ等が起こった際に、被害に遭った家財等を対象とした保証のこと。補償範囲は1.家財の損害2.大家さんに対する賠償責任3.第三者への賠償責任があり、保険会社により内容は様々です。
建物構造

木造 木材もしくは木質材料を用いた建築構造で、通気性の良さが特徴のひとつ。柱と梁で組む在来工法をはじめ多様な工法がある。
鉄骨造 鋼材を主要構造部に用いた建物構造。鋼材のタイプにより重量鉄骨造と軽量鉄骨造の大きくふたつに分けられ、単に鉄骨造という場合は主に重量鉄骨造のこと。S造と略す。
軽量鉄骨 鉄骨造の一種で、柱・梁などの構造部分に厚さ6mm以下の鋼材を加工して用いた造り。一般的な木造よりも耐火性や耐震性に優れているとされる。LGSと略す。
鉄筋コンクリート造 引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを組み合わせ、床・壁・柱を一体化させた建物構造。地震や火災などに対する耐久性に優れ、一般に木造や鉄骨造よりも室内の遮音性が高く、中高層の集合住宅に多い。RC造と略す。
鉄骨鉄筋コンクリート造 耐震・耐火性に優れた鉄筋コンクリート造に、鉄骨造の骨組みを組み合わせた建築構造。比較的小さな断面で強度を高められるため建物の軽量化が図れ、中高層建築向き。SRC造と略す。
間取り図用語

部屋とキッチンの仕切りがないものをRと呼びます。一人暮らしに多い間取りのワンルームなら、「1R」と表します。
キッチンを表します。「1K」なら、「キッチンスペース+1部屋」という意味になります。
ダイニングルーム、つまり食事をとるスペースをいいます。ソファやテレビを置くほどの広さはないと考えましょう。「DK」なら、「キッチン、ダイニングルーム」ということになります。
Lはリビングです。テレビやソファを置くスペースがある居間を指します。「DK」と「LDK」の違いは、明確に線引きできませんが、一般的にキッチンのあるスペースが10畳前後の部屋であればダイニングテーブルもソファもテレビも十分に置くことができるので、「LDK(リビングダイニングルーム)」と呼ばれています。
サービスルームのこと。「部屋(居室)」と呼ぶには、建築基準法で定められた採光や換気の規定をクリアしていなければなりません。サービスルームは窓が無くその規定がクリアできないため、居室とは認められませんが、納戸やDEN(書斎などの趣味を楽しむための部屋のこと)などに活用することができるスペースです。SRやF(フリールーム)と表記されることもあります。
CL・WCL CLはクローゼットです。WCLはウォーキングクローゼットの意味で、クローゼットより大きめの収納を指します。
SB シューズボックスの略。
PS 水道管、下水管、ガス管などの配管設備を設置している場所を表します。
MB 電気、ガス、水道のメーターボックスのある場所を意味します。
AC エアコン設置位置を示します。バルコニーなどに表示があればエアコンの室外機置き場という意味です。